
生前の母は家族の要(かなめ)でいつも笑顔の中心にいました。御影のお守りは、仏壇の中に置いても手に持っても御影石特有のズッシリとした重厚感があって、母の姿と重なって感じられます。私にとっては微笑みながら温かく見守ってくれる存在です。
亡くなる数年前、行く直前には面倒くさいと言っていた富士山旅行でしたが、本当に喜んでいました。その笑顔は忘れられ
ません。もう一度行きたいと言っていた富士山旅行に、御影のお守りのおかげで、連れて行ってあげることができました。
写真左:亡くなる前のお母さんと。
写真右:御影のお守りを左手に持って。
(両方とも富士山5合目にて)
「故人の一部である遺骨は仏壇や位牌より身近に感じられる 59人」「そばに置いてあげたかった 55人」「持ち歩くことができて、いつも一緒にいる感じがいい 29人」「祭祀(さいし)の継承者ではない者でも祭祀(供養)ができる 12人」「墓が遠くにあるから、身近で供養をしたかった 12人」「故人が散骨を望んでいたので、何か形を残したかった 11人」「子供に負担(仏壇を買うなど)をかけたくない 10人」(商品購入者100人、複数回答)― 手元供養を選んだ理由として、2008年2月2日の朝日新聞で紹介されています。このように様々な状況や事情が想定される手元供養品なので、納骨容器に工夫を凝らしたものや、持ち運びに向いた商品、いつでも身につけておけるペンダント、デザイン性に富んだオブジェ、遺骨そのものからつくるダイヤモンドなど様々な手元供養品が登場しています。
形態としては様々ありますが、心情面においては手元供養品を「見守ってくれる存在」と心の中で位置づけている方が多いと感じています。御影のお守りは、この心情面に違和感が起こってはならないことを念頭において素材や商品名、デザインを決めました。最初に紹介した小山さんのように「微笑みながら温かく見守ってくれる存在」と実感していただければ、と願っています。



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最終更新日:2011年12月30日