商品コンセプト

御影のお守りは「見守ってくれる存在」です。

日本人ほど遺骨に思い入れが深い民族は珍しい

株式会社和一 代表取締役 有賀知道 遺骨信仰という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

 戦後何十年も経っているのに、国家が率先して戦死者の遺骨を収集するという日本人の国民性を指して、象徴的に言われる言葉です。

 宗教学・民俗学者の山折哲雄さんは、遺骨信仰について「遺骨は単なる遺骨ではなく、魂を意味しており、遺骨と魂とは一体であると考えられるようになったのである。遺骨信仰は日本の霊魂信仰と仏舎利信仰とが結びついたものである。位牌への信仰も同様であり、位牌と魂とが一体であると考えられるようになったのである」と述べています。

 日本の各地でかなり広く行われていた習俗には「骨噛み」がありました。文字どおり、骨を食べるのですが、霊魂を継承するという信仰行為であったようです。現在でも九州の一部でこの習俗が行われているという話を聞いたことがあります。九州の筑豊の炭田を舞台とした五木寛之さんの『青春の門』にも登場します。

 こうした習俗に関係なく、今でも、骨を食べる現場を見ることがあると、葬儀社さんからも聞くことがあります。それによると、故人への愛情が深いと、時には、こうした行為をする場合があるらしいといことです。
  俳優の高倉健さんの「ふるさとのおかあさん」というエッセーにも似たような話が出てきます。→「話の内容はこちら」

 日本人ほど遺骨に対する思い入れが深い民族は珍しいと言われのもうなづけます。「骨噛み」とまでいかなくても、大切な人のご遺骨を身近に置き、一緒にいたいという感情はかなり強いものがあると思います。

 永六輔さんの「二度目の大往生」と「終―大往生その後」という本の中には、作家の住井すゑさんは、ご主人の墓をつくらず、骨壷をいつも抱けるところにおいているという話がでています。
 永六輔さん自身も、奥さんのご遺骨をお墓に納骨せずに、骨壷のまま自宅に安置して話しかけているそうです。石原裕次郎さんの奥さんは彼のご遺骨一部でペンダントをつくったという話も聞いています。

手元供養品は、心のよりどころとなるもの

 ところで最近、手元供養と呼ばれる、遺骨を身近に置くことができる商品群が出てきています。「手元供養品は、最愛の方の遺骨を身近に置くことで、心のよりどころとなり、手を合わせ、或いは握りしめ、故人を偲び、語りかけられる自由なかたちの自宅での供養対象です。」というのは、NPO手元供養協会の解説です。

 もっとも、手元供養という言葉ができたのは比較的最近ですが、先ほど紹介した住井すゑさんのように、最愛の人の骨壷などを身近に置いておく人は昔からいましたので、手元供養のようなことは行われていました。もちろん法律違反でもありません。私は葬儀社さんから、こうした商品を購入される方がいるということを聞かされてはいました。

喜ばれる手元供養品にするために

 ただ、良い手元供養品があればと思った現実的な場面から、そのような場面に調和し、使用できるような商品を開発したら喜ばれるだろうと思っていました。それは、広い意味での手元供養品ではあるのですが、もう少し、持つ人の心情に相応しい形と呼び名があるのではないかと思っていました。そして、この心情にしっくりくる表現が与えられ、広く知ってもらうことができれば、もっともっと多くの人の心が和むのではないだろうかと・・・・。

 たとえば、供養という言葉は故人の冥福を祈るという意味合いがあって、故人が主体の感じがしないでもありません。もっと、いま生きている自分のために存在するものという意味合いが欲しいのだが・・・。

そして、御影のお守りという名前が決まった

 現在では様々な手元供養品が登場してきています。納骨容器に工夫を凝らしたものや、持ち運びに向いた商品、いつでも身につけておけるペンダント、デザイン性に富んだオブジェ、遺骨そのものからつくるダイヤモンドなど様々です。確かに、昔も今も、手元での供養の形態としては様々あるとは思いますが、心情面においては手元供養品を「見守ってくれる存在」と心の中で位置づけている方が多いと感じていました。

 このことを念頭においていて思い浮かんできたのが、故人の御霊(みたま)や姿という意味がある「御影」、の「お守り」という言葉でした。先ほど述べた心情面にしっくりくる言葉だと直感しました。

商品開発に2年

 さて、名前は決まったとして、具体的には、どういう素材で、どういう形にすれば、「御影のお守り」の意図を細部にまでいきわたらせることができるかということになります。試作の末、一つ一つに故人名を彫刻した御影石や欅の台、木と竹1本ずつの少し長さの違う骨箸、サラシの納骨袋、金襴のお守り袋というような構成になっていきました。よい手元供養の必要性を感じ、商品開発に着手してから2年余りがたっていました。

 このような構成になっていった理由については、商品紹介のページをお読みいただければと思います。

「これなら自信をもって喪家の人に薦められる」

 私としても出来具合に納得するまでになってきましたが、自己満足ではないのか? という思いも拭い去れません。それに、ゴーサインを出せたのは、葬儀社の何人もの人が「これなら自信をもって喪家の人に薦められる」という言葉を聞けたからです。

 振り返ってみますと、御影のお守りは、さまざまな巡り合わせの上に出来上がった商品だと思います。

 私があさがお葬儀社紹介センター(NPO法人による非営利第三者機関)の運営に携わっていたこと、そして、そのおかげで、手元供養の商品開発の話に真剣に耳を傾けてくださった、よい石屋さんや木工屋さんなどに巡り合うことができました。内心では‘こんな小物で何回もサンプルを作らせて’と嫌気がさしていたかもしれませんが、最終局面では「この商品はよい」と積極的に協力してくださいました。

 弁理士さんには「難しい申請だと思っていましたが、【御影のお守り】という商標が無事取得できて本当によかったですね。審査官によってはダメだったかもしれませんよ」と言われました。

 御影のお守りは、こうして誕生しました。

 お客様に、御影のお守りを手にとって喜んでいただくことを通して、われわれは故人との関わりをめぐる文化の一角を担いたいと思っています。 「近代文明の誤りは、死者を忘れてしまったことである。・・(中略)・・死者なくして、生者だけでやっていけると思うのは、生者の傲慢である」(日本宗教史/仏教学が専門の末木文美士・東大教授、読売新聞・2008/03/20)

販売方法でご不便をおかけする理由

 いずれにしましても、この商品はリピートして買うような性質のものではありませんので、品質を第一にし、半永久性も視野に入れて商品開発してきました。まずは製造コストを考えずに、納得のいくものをつくることを最優先にし、その後、価格のことを考えるという順にしました。

 といっても、あまりにも高い価格になってしまっては、購買していただける人が限られてしまいます。この商品は、多くの人に、和やかな気持ちに包まれることを願って世に送り出しているものです。そのために、品質を落さずに可能な限り価格をおさえ、継続的に販売できる方法をとらせてもらっています。

 流通経費のかからない通信販売を主な販売方法にしていることや、業務フローの簡素化から前払い制による半受注生産方式をとり納期が最大4週間となる場合があること、それにともないクレジット決済を導入していないことなどです。ただ、ご満足いただける商品であることを確信していますので、実物を見なくても、注文しやすいように返品・返金制度を設けています。

 何はともあれ、お買い求めいただく方にご不便をおかけすることにもなっているのですが、どうか、ご理解いただけたらと思います。

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手元供養はこんな方にお薦めです
状況的には
  • お墓や仏壇、位牌といったものが遠方の方や無い方
  • 散骨や樹木葬になさりたい方
  • 永代供養墓に合葬される方
  • 形見を欲しいとお考えの方
  • 身近でいつも故人を偲んだり、供養できるようにしたい方
  • 故人を思い出の地へ一緒に連れて行ってあげたい方
心情面では
  • 故人を想っている人であればどなたでも。
 
納骨日までにご注文を

お墓に納骨する場合や散骨の場合、その日までに商品をお届けできますように、お早めにお買い求め下さることをお勧めします。
(お墓に納骨後の場合、改めて石材業者に依頼してカロート(納骨部分)をあけてもらう必要があります)。
→詳しくは「ご注文の流れ」のページ

もし、商品に不満であれば代金は頂きません

商品にご満足いただけなかった場合、30日以内に商品をご返送ください。謹んで速やかに代金をお返しいたします。
→詳しくは「ご注文の流れ」のページ

「御影のお守り」商品ラインナップ 38,000円〜
→詳細とご注文は「商品紹介」のページ

【御影のお守り】相談受付センター
手元供養のことならお任せください。商品についてだけでなく、手元供養や納骨について不明点などありましたら、電話やメールにてご遠慮なく相談ください。よく質問されます疑問点や不安点につきましては、よくある質問でも取り上げておりますので、よろしければご覧ください。

TEL:03-5918-8565(平日 9:00〜17:00です)
FAX:03-5918-8566 E-MAILはこちらになります。
(メール対応定休日は土・日・祝日です)

株式会社 和一
本社:群馬県甘楽郡南牧村羽沢1545
東京営業所:東京都板橋区赤塚3-38-10-502

最終更新日:2016年5月26日

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